X60sにUbuntu環境構築
結局ArchLinuxでの環境構築はうまくいかず、諦めてUbuntuをインストールしてとりあえず使える状態にすることにしました。
以前書いたX61sにUbuntuで環境構築って記事を自分で読み返しながら構築しましたが、ところどころ(というか後半)端折ったところがあって自分で調べ直すハメになったのでもう一回まとめておきます。もちろん今回も10.04LTSです。
まずインストール→アップデートマネージャー。再起動後、作業開始
1.トラックポイントスクロールを有効にする
これができるとできないとでは作業に雲泥の差が出ます。「gpointing-device-settings」をインストールすればいいだけ。
$ sudo apt-get install gpointing-device-settings
あとはシステム→設定からpointing devicを設定すればOK。ボクの環境ではボタン番号は2でした。
2.FireFoxを最新版にする
Ubuntu10.04のままではFireFoxが3.6止まりなので最新版に(現状5は入った)にするためにレポジトリ追加します
$ sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/firefox-stable
$ sudo apt-get update
もう一度アップデートマネージャを実行すればFireFoxが最新版に。後はSyncをセットアップ
3.Dropboxをセットアップ
公式サイトにアクセスしてダウンロードしてインストールしておしまい。ボクはDropboxにFireFoxのアドオンの設定ファイルをエクスポートしているのでこれでブラウザ環境が完成=ほぼ常用可能になります。
4.Mozcをインストール
Googleがつくってくださった便利な日本語入力。賢い。
$ sudo add-apt-repository ppa:japanese-testers/mozc
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc
上を実行したらUbuntuを再起動。システム→設定→iBusの設定の「インプットメソッド」でMozc選択して追加。追加されたMozcをリストの一番上にすればおしまい。
これでおしまい。今回は指紋認証は設定しません。指紋認証を有効にしてもキーリングのパスワード代わりに設定する方法がわからないこと、指紋センサーがかなり熱を伝えて熱くなること、何より指紋センサーがないので。
参考にする人がいるのかはわかりませんが、備忘録として。