LinuxでXperia X10を2.3に(FlashTool
長らく放置していたXperia X10をGingerBread化、評判のThGo ver15入れてみたのに備忘録。LinuxでFlash toolって普通に動くのね(Javaですし。
作業環境はXubuntu11.10。Xperiaはドコモ2.1ROMにxRecovery導入済み。
手順としては
一度標準2.3にする必要があるのかどうかわかりませんが、やったとおりに記載。
1.ダウンロード
- Android SDK
- Linux用Flash tool
- Javaちゃん入ってればX10flasher.jarを実行すれば動く。
- ベースバンドと標準2.3
- 下のDownloadsから。両方解凍。
- ベースバンドの「X10i_3.0.1.G.0.75_only kernel_baseband.ftf」は~/FlashTool/firmwares に入れておく
- 「prerooted_X10i_3.0.1.G.0.75_fixed_rec」はフォルダごとX10のSDカードのド/xrecovery/backup 以下に置く
- xRecovery
- 下のDownloadから。
- xRecoveryで焼くのでそのままSDの適当なところへ。
- Thgo
- 下のDownloadsから。 ThGo本体のZipだけ。アドオンとかカーネルはよくわからん(
- xRecoveryで焼くのでそのままSDの適当なところへ。
2.作業
- Android SDKを準備
- PATHを通しておきます。
export PATH=$PATH:/ほげほげ/android-sdk-linux/platform-tools
こんな感じでPATHを通しておけば、adbコマンドを使用する際にフルパスを指定しなくても adb とさえ打ち込めば使えます。 - デバイスファイル /etc/udev/rules.d/51-android.rules を生成。中身に「SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="0fce", MODE="0666"」と記述。
- $ adb start-server でAndroid SDK起動
- Flash toolで「X10i_3.0.1.G.0.75_only kernel_baseband.ftf」を焼く。
- xRecovery>backup and restoreから「prerooted_X10i_3.0.1.G.0.75_fixed_rec」を復元。ここでRebootしない。
- Install custom zip から2.3対応版xRecoveryを焼く。export PATH=$PATH:/home/fumito/android-sdk-linux/platform-tools
- 起動。2.3だよやったね。
- またもxRecoveryでThGoを焼く。※Full Wipeしてから
- おしまい
ヌルヌル動いて非常に気持ちがいい。XperiaRayよりもヌルヌル動いてる気がします。App Man(アプリ男)でPOBox等ソニエリ純正アプリ・その他カスタム用アプリをインストールできる。Rayの代替機として使うつもりでしたが、コレだけでもいけそう。
12/5/27
ちょっとだけ追記。デバイスファイルの生成場所とPATHに付いて加筆しました。