iPad Air3が登場したけど、それでもあえてiPad Pro 10.5インチを推したい
iPad Pro 10.5インチモデルをいまさらながら買った。もちろん中古品。
2年前のモデルのレビューなんていまさら書いてもしょうがないので、あえて旧モデルを買った理由（推す理由）をつらつら書いてく。
目次
なんでいまさら旧モデルを買ったのか
iPad Air3がA12プロセッサを搭載しながらかなりのお手頃価格で登場していると言うのになぜこれを買うか。それはもちろんPro10.5インチに明らかな優位性があるかつ劣位点が少ない（小さい）から。
詳しい比較はSin-Spaceさんの記事が非常にわかりやすい（僕もここ見て買った）。
iPad Air 10.5とiPad Pro 10.5は何が違うかスペックや価格を比較- Sin-Space
個人的な推しポイントは4つ
- 120hzのリフレッシュレートのProMotionディスプレイ
- 横向きでもステレオ音声の楽しめる4スピーカー
- 今でも見劣りしない性能
- 潤沢な中古市場
120HzのリフレッシュレートのProMotionディスプレイ
リフレッシュレートが高いことは素晴らしい。表示上の残像感が少なくなる。 Apple Pencil を使うのであれば、なおのこと残像感の少ないProを選ぶべき（Air3は一般的な60hz対応）。
動画鑑賞でも、そもそもの動画のFPSが高ければよりなめらかな映像が楽しめる。
横向きでもステレオ音声の楽しめる4スピーカー
これが個人的には大きい。
自分のタブレットの主な用途として、動画鑑賞がある。 動画を見る際はもちろんタブレットを横向きで使うことが圧倒的に多い。 その際、Air3は本体下側（ホームボタン側）の2スピーカーしか搭載していないため、右側からしか音が聞こえない。一方でPro10.5であれば4スピーカー搭載のため、縦向きでも横向きでもしっかりとステレオ音声が楽しめる。
スマートフォンの小さな画面では音がどう出ていてもそこまで気にならないが、タブレットサイズになると明らかに音の偏りが気になるので、ここは大切なポイント。
ちなみにPro10.5のスピーカーの音は思ったよりいい。使ってみる限り反響を上手く使えているようで、後ろに壁があるよう状況で使うと音量的にも迫力的にも非常に良い。
今でも見劣りしない性能
数値的な詳細はSin-Spaceさんの比較記事を参照していただきたいが、ベンチマーク比較でもPro10.5はそれほどAir3に劣っていない。長期間の実機比較をしたことが無いのでなんとも言いづらいところではあるが、Pro10.5の方が明らかにモッサリなんてことはない。上述のProMotion対応ではAir3に勝っているし、その他でも明らかな欠点は見受けられない。
潤沢な中古市場とアクセサリの入手性
新品価格ではAir3がもちろん安いが、Pro10.5も2年前の商品のためそこそこの値段で中古市場に結構出回っている。金額的には同じ容量のWiFiモデルならAir3の新品よりPro10.5の中古品がちょっとお安い。状態と価格のバランスを見ながらベストな出品を探すのも楽しい。自分はSmart Keyboard とか Apple Pencil とか諸々ついてお安い出品をメルカリで見つけたので即購入。
細かいとこだが、メルカリなどの個人間売買の中古品は大抵到着時に液晶保護フィルムとかも付けたままになっているので、なんだかんだお金のかかる細かい付属品を買い集めなくても「とりあえずすぐ使える」のがメリット。自分の場合も購入したものにはペーパーライクフィルムらしきものが貼ってあり、試してみたかったのでちょうどよかった（ちなみに映りがギラつくのが気になって結局ガラスフィルムに変えた）。
また、そのアクセサリも、iPad Air3のお陰で今後も安定して入手できるだろう。iPad Air3の筐体はPro10.5と（ほぼ）同じのため、ガラスフィルムなどの消耗品は今後も各社から販売が続くに違いない。最高のSmart Keyboardも2モデル共通のため、しばらくは新品が入手できるのも安心。ケースについてはカメラ周りが多少異なる（Air3はレンズの出っ張りとフラッシュがない）ため、モノによってはAir3用が使いまわせないかもしれないのは注意。
おわりに
これからのiPad Pro10.5インチの購入は中古品購入しか手段がない。つまるところ巡り合わせが重要。Apple製品の中古品は様々なところで入手できるが、オススメはメルカリ。なんとなくのマイナスイメージでメルカリは3年間くらい避けていたが、掘り出し物はあるしオークションと違って即決で刈り取れるのは素晴らしい。是非メルカリとヤフオクを巡回して最高のiPad Pro10.5インチモデルと巡り合ってください。
